田舎に移住つれづれなるままに

田舎での出来事等ブツブツ書きます。

「ひやしあめ」朝ドラの中で 主人公がこのひやしあめを売るシーンが、夏の疲労回復の飲み物として 今見直されつつあるんだそうです。

f:id:SoraOofune:20180822163825j:plain

京都のお土産で

私が前から気になっていた物です。

特に今の時期に欲しかった物です。

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが

ひやしあめ 冷たく冷やした飴ではないですよね。

 

水飴をお湯で溶いて

生姜の搾り汁を加えた飲み物です。

 

あの、少し前の大阪が舞台の朝ドラの中で

主人公がこのひやしあめ

売るシーンがあったんですね。

 

透明なビンの中に飴色の液体が入っていて

それを暑い夏にお客さんが

ごくごく飲むシーンがあったんです。

 

それがまああまりにも美味しそうで

わあ飲んでみたいなあ。

 

そう思って探してみたんですが

売ってませんでしたね。

 

ひやしあめって関西などでは

夏の飲み物として

お馴染みですけれども

東海から東 東日本では殆ど売られていない

地域限定の飲み物と言えるものです。

 

京都にある岩井製菓さんという

とても有名な飴屋さんが作っている

ひやしあめを見つけました。

 

小さなジャムが入っているような

ころっとした容器の中に

琥珀色の水飴が入っていまして

これをお湯で溶いて冷やして

氷を入れて飲みます。

 

想像していた以上に

スッキリとした甘さで

何より喉を通る時に感じる

ピリピリとした感じの生姜の風味が

え~何とも言えずに

爽やかで美味しいんですね。

 

何処か懐かしい飲み物でした。

 

大正時代までは関東や東海地方でも

飲まれていたそうなんですが

太平洋戦争の空襲で

殆どの業者さんが廃業してしまって

 

まだ空襲被害が軽かった

京都や奈良で生産が続けられたことで

関西中心のひやしあめ文化が

出来たんだそうです。

 

ちょっと、レトロな飲み物と言えますけれども

 

かき氷にかけたり

お酒で割ったりと

楽しみ方も色々なので

 

夏の疲労回復の飲み物として

今見直されつつあるんだそうですよ。

 

念願のひやしあめ

 美味しかったです。