田舎に移住つれづれなるままに

田舎での出来事等ブツブツ書きます。

野菜や果物に旬があるように 缶詰にも食べ頃があるって ご存知ですか。

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野菜や果物に旬があるように

缶詰にも食べ頃があるって

ご存知ですか。

 

ラジオ番組で耳にしました。

 

保存ができて

いつ食べても美味しい

缶詰ですが

 

中でも

魚介系の缶詰には

ちゃ~んと食べ頃があるそうなんです。

 

例えば

ツナ缶やアンチョビなど

油漬けされた魚介系の缶詰は

製造してから

一年半から二年半の間が

食べ頃なんだそうです。

随分先なんですよね。

 

そして、

醬油やみそを使った缶詰

イワシの醤油缶ですとか

サバの味噌煮缶などは

製造日から一年後位が

ベストな食べごろ。

 

更に、

サケやサバなどの水煮系の缶詰

こちらは

製造日から三ヶ月位が

美味しい食べ頃なんだそうで。

 

味付けによって

食べ頃がちょっとずつ

変わってくるそうなんですね。

 

一般的に缶詰というのは

製造から三年間が

賞味期限とされてますが

あくまでも

美味しく食べられる期間ということで

この間に缶詰の味が

絶対変わらないという訳ではないんです。

 

缶詰が出来て直ぐの頃というのは

まだ味がしみ込んでいなくて

身も柔らかいんですが

時間とともに

調味液に含まれる塩分で

浸透圧が働いて

魚から適度な水分が抜けて

身がきゅっとしまって

味もしみてくるというわけです。

これを缶熟

缶詰の缶に熟するで

かんじゅくと読んで

缶詰の中で

旨味が熟成されていくというわけです。

ですから

魚介系の缶詰に関しては

出来立てが一番美味しいというわけでも

ないそうなんですね。

缶詰の製造現場で働く方の中には

賞味期限が切れて

二三年たったものが一番だなんて

いう方も少なくないんだそうです。

 

スーパーの特売などで

缶詰をまとめ買いして

防災用や保存食としてね

ストックされている方も

いらっしゃるかと思いますが、

賞味期限が近くなっていても

中で缶熟されて

旨味が増えているのかもしれません。

 

是非ね、ご家庭にある缶詰

チェックして

食べ頃確認してみてはいかがでしょうか。