田舎に移住つれづれなるままに

田舎での出来事等ブツブツ書きます。

新型コロナウイルス感染拡大によって 生活が一変し 様々な職業の人に書いてもらった日記

今日は 本を一冊ご紹介します。

とてもタイムリーな本だと思います。

 先週 出版されました タイトルが

「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」です。

この本は 新型コロナウイルス感染拡大によって

生活が一変した 今年4月の日記を

様々な職業の人に書いてもらって

まとめたものなんです。

4月と言いますと

緊急事態宣言が 全国に出された

コロナ禍の真っ只中です。

そんな時 自分以外の人たちは

どう過ごして どんな風に生活が変わってしまったのか

総勢77人 60の職業の人たちが

日記を綴っています。

主婦やスーパーの店員 医者 教師 美容師 保育士 漫画家 

小説家 旅行会社の社員 水族館の職員 馬の調教師 ごみ清掃員

などなど

凄くリアルな日記で 

普段 なかなか ご縁のない職業の方の日記を読むと

想像もしなかった不便や

生活の変化があって 驚きました。

特に印象深かったのは

葬儀会社のスタッフさんの日記です。

お父さんが亡くなったと言う男性から

葬儀を依頼されるんですが

コロナに感染していたかもしれないんですと

告げられるんですね。

動揺しますよね。

自分も感染するかもしれないという緊張

何より 遺族の悲しそうな表情を見ながらも

面会はできません 火葬も立ち会えません

マニュアル通りの対応をするしかないという

このむなしさ

結局は感染してないことが解かって

安堵するんですが

これまで通りの葬儀は出来ずに

リモート中継で参列してもらったりと

いろんな不便がありつつも

無事葬儀を終えるんです。

すると 最後に遺族の方が

お葬式が出来るってありがたいねって

スタッフさんに言うんですね。

人ごとではなくて

読んでて泣けてきてしまいました。

当たり前のことに 感謝することに

気づきましたもんね。

この本は誰もが経験した中の

コロナ禍の4月の日記なので

ほんとに人ごとじゃないんです。

ちょっと前はこんな世の中で

私もこう感じてたという

あの4月の温度感や空気感を

感じ取れる本です。

「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」

左右社から発売されています。

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仕事本 わたしたちの緊急事態日記 [ 左右社編集部 ]
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