田舎に移住つれづれなるままに

田舎での出来事等ブツブツ書きます。

災害が起きて 避難所で過ごすことになったら。

災害が起きて 避難所で過ごすことになったら

 

ラジオ番組で耳にしました。


避難所って 自治体の職員などが

運営してくれるイメージですが

実際は 被災した住民同士で

助け合って 避難所を運営するケースがほとんどです。

そこで 避難所の運営を 疑似体験出来る

避難所HUGと言う カードゲームがあります。

六人から七人で行うゲームです。

まず 体育館などの避難所に見立てた 平面図があります。

そして トランプ程の大きさのカードが 250枚程ありまして

その一枚一枚には こんな人たちが 避難してきましたよ

さあ それぞれ どこに割り振って 配置をしますか

食料や物資 届きましたよ 配給どうしますか 

炊き出しは ゴミは トイレは お風呂は

カードに書かれている 様々な事態に

みんなで対応していくというものです。

驚いたのが 避難所って こんなに決めることがあるんだって

思ったんですね。

通路はどこに作るか から始まって

女性の更衣室はどうするのか

ボランティアの受け入れは

ペットはどうするのか

赤ちゃんや車椅子の方は どうするのか

名簿作ったり 情報の伝達をしたり

とにかく 決めることが 山のようにあるんですね

このゲームやってみると

まず 避難所というものを イメージしやすくなりますし

いろんな事を判断する力も身につきます。

そして 何より やってみて 

あ~これ大事だなと感じたのが

お互いを尊重することです。

ゲームに正解が無いので

その場にいる全員で 話し合って 決めていくんですが

それぞれ いろんな意見がありますよね

私はこう思う 僕はこう思う

でも 非常時ですから 自分の意見ばかり言っていても

前へは進めないんです。

お互いの意見を尊重しつつ

創意工夫で より良い環境を 助け合って 目指していく

思いやりが大事だということを感じました。

この避難所HUGは 全国の自治体や学校などでも

活用されていて 静岡県が開発したもので

販売もされています。

日頃から備えをするのと こういったゲームで

シミレーションすること 大切ですよね。

今年は特に 新型コロナウイルスなども あって

それぞれ何かしら しんどい時期ですが

こんな時だからこそ 思いやり持って 

冷静に乗り越えていきたいと思います。