田舎に移住つれづれなるままに

田舎での出来事等ブツブツ書きます。

線香花火 長く楽しむコツがあるんです。

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大人になると手持ち花火で遊ぶ機会って

少なくなりますよね。

ただそんな中で

線香花火は大人になった今こそ

その良さを実感できるんじゃないかと

思っています。

 

火をつけると先端が

玉のように赤く膨らんで

じりじりじりっと

音を立てながら

勢いよく火花を散らす、

最後は細く小さくなって

ポトリと玉が落ちる。

 

美しくも儚い

色んな表情を見せてくれて

あらためて、いいもんだなあと思います。

 

この線香花火が変化していく表情には

段階ごとに四つの名前が

ついてるそうですね。

 

まず火をつけて

まあるく膨らんだ火の玉は、蕾。

次にパチパチッと力強い火花が

咲き始める様子は、牡丹。

さらに広く激しく大きく火花を散らす様は、松葉。

そして火花がまた一本また一本と散っていく、

散り菊。

 

ほんの30秒程の火花に

こんな四つの名前がついているなんて

情緒ありますよね。

素敵だなと思います。

 

誰が一番長く火の玉を落とさずにいられるか

なんて競争したことありませんか。

 

長く楽しむコツがあるんですね。

和紙をこより状にした線香花火にした

使えるコツ。

二つあります。

 

一つ目は火薬が詰まってる所の

チョット上をねじる事

強度が増して

火の玉を支えやすくなるんだそうです。

 

もう一つは火をつける角度です。

火に対して45度の角度で

先端にだけちょんと火をつけると

一気に火薬が燃えないので

これでプラス10秒程

長持ちするんだそうです。

 

静かに咲いて散る

儚いドラマ

線香花火。

どこかノスタルジーも感じる

大人の花火ですよね。