ヒグラシ、 癒しをもたらす「1/f(エフ分の1)ゆらぎ」を もっている。
昨日8月14日は暦の七十二候の一つ
「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」でした。
夏の終わりを惜しむように
ヒグラシが鳴く頃です。
この「ひぐらしなく」を漢字で表記すると
寒い蝉 寒蝉が鳴くと書きます。
寒蝉は秋に鳴く蝉の事を
言うそうなんですが
実際は ヒグラシ
夏の早い時期から
鳴き続けています。
涼しげで チョット寂しい鳴き声が
秋を連想させる事から
秋の蝉 寒蝉と表されるそうです。
カナカナカナっと
ヒグラシの声は こんな風に表現されますが
聞いてるだけで
チョットせつなくって
哀愁があって 美しくて
夏の終わりに聞く
というか 夏の始まりに聞く
ヒグラシの声 私 大好きなんですが。
癒しをもたらす「1/f(エフ分の1)ゆらぎ」を
もっているそうなんですね。
だから、
あの声を聞くと落ち着くという訳です。
でも、こんなセミの声を聞いて癒されたり
情緒を感じたりするのは
日本人だけだといいますよね。
海外では蝉の声は騒音です。
うるさい音です。
日本の映画が海外で上映されるとき
蝉の声が映画の中に入っていたりすると
音響処理で消してまうこともあると
聞いた事があります。
あの鳴き声が
日本の夏の終わりの風景に
合うんですけどね。
ヒグラシが最もなく時間は
午後6時から8時
そして、朝方4時、5時です。
私は朝鳴くというのは
田舎暮らしをして初めて知りました。
鳴き始めは数も少なく
遠くから聞こえてきて
大好きなんですが、
数も段々と増えて
家の前で鳴かれると
ちと、うるさい~と思えてきます。
(贅沢な話ですよね、🙇ごめんなさい。)
他の蝉とは一線を画す蝉、ヒグラシ
都心では聞けない蝉であり、
なおかつ暑苦しいという
印象とは真逆の蝉、
それがヒグラシです。
十分堪能したいと思います。