田舎に移住つれづれなるままに

田舎での出来事等ブツブツ書きます。

ヒグラシ、 癒しをもたらす「1/f(エフ分の1)ゆらぎ」を もっている。

f:id:SoraOofune:20180815111825j:plain

昨日8月14日は暦の七十二候の一つ

「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」でした。

 

夏の終わりを惜しむように

ヒグラシが鳴く頃です。

 


この「ひぐらしなく」を漢字で表記すると

寒い蝉 寒蝉が鳴くと書きます。

 


寒蝉は秋に鳴く蝉の事を

言うそうなんですが

 

実際は ヒグラシ 

夏の早い時期から

鳴き続けています。

 

 

涼しげで チョット寂しい鳴き声が

秋を連想させる事から

秋の蝉 寒蝉と表されるそうです。

 

 

カナカナカナっと

ヒグラシの声は こんな風に表現されますが

聞いてるだけで

チョットせつなくって

哀愁があって 美しくて

 


夏の終わりに聞く

というか 夏の始まりに聞く

ヒグラシの声 私 大好きなんですが。

 

 

癒しをもたらす「1/f(エフ分の1)ゆらぎ」を

もっているそうなんですね。

 

だから、

あの声を聞くと落ち着くという訳です。

 


でも、こんなセミの声を聞いて癒されたり

情緒を感じたりするのは

日本人だけだといいますよね。

 


海外では蝉の声は騒音です。

 

うるさい音です。

 

日本の映画が海外で上映されるとき

蝉の声が映画の中に入っていたりすると

音響処理で消してまうこともあると

聞いた事があります。

 

 

あの鳴き声が

日本の夏の終わりの風景に

合うんですけどね。

 


ヒグラシが最もなく時間は

午後6時から8時

そして、朝方4時、5時です。

 

私は朝鳴くというのは

田舎暮らしをして初めて知りました。

 

鳴き始めは数も少なく

遠くから聞こえてきて

大好きなんですが、

 

数も段々と増えて

家の前で鳴かれると

ちと、うるさい~と思えてきます。

(贅沢な話ですよね、🙇ごめんなさい。)

 


他の蝉とは一線を画す蝉、ヒグラシ

都心では聞けない蝉であり、

なおかつ暑苦しいという

印象とは真逆の蝉、

それがヒグラシです。

 

十分堪能したいと思います。