田舎に移住つれづれなるままに

田舎での出来事等ブツブツ書きます。

ミカンを食べる時って どんな剥き方をされていますか、「有田剥き」という名前がついてるミカンの剥き方があります。

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これから旬を迎えるミカン。


既に早生品種が店頭に並んでいますが

皆さんミカンを食べる時って

どんな剥き方をされていますか。


一番ポプュラーなのはね、

ヘタのない方に

チョットこう親指を入れて

そこから順番に皮を剥いていく方法

かと思います。

 


私このやり方なんですが

「有田剥き(ありだむき)」という

ミカンの剥き方があります。

 


ミカンの生産量日本一

和歌山県有田地域で

昔からされている剥き方です。

 


これどんな剥き方かと言いますと

先ず、

ミカンのへたのない方を上にして

真ん中から

皮ごとパカッと二つに割いて

それぞれをまた二つに割く

つまり4等分にします。

 

この時へたを中心に

ミカンの皮が繋がった状態です。

 

これをへた側の方から

身をはがして食べる。

 

これが有田剥きです。

 

この剥き方をすると

白い筋が残りにくいのと

皮が一つにまとまっているので

片付け易い

そんなメリットがあるんですが。

 


そもそも始まったきっかけというのが

ミカン農家さんだそうで

皮ごと割くことで

直接手に触れる回数が減るので

果汁で手が汚れにくい

収穫作業しながらでも

早く食べられると言う事で

この剥き方が自然に

広まっていったそうなんです。

 


ミカンの産地ならではの食べ方ですよね。

 

今そんな有田剥きのタイムを競う

有田剥き選手権が開催されています。

 


ミカンを剥き始めて

口に全部入れるまでの動画を

インスタグラムに投稿して

その時間を競うというものです。

 


これ優勝しますと

有田ミカン100㎏もらえるんだそうです。

 


剥き方を話題にするって

凄く上手なピーアール方法ですよね。

 


皮が薄いとか厚いとか

そのミカンの個性にあった剥き方が

産地ごとにあるのかもしれませんよね。

 

それにしてもこの有田剥き

剥き方に名前がついてるのが

面白いなあと思いましたが

これ実際やってみると

意外に難しくって

チョット練習が必要だなあなんていう風にも

思いました。