豆まきの時 升を使うのは 何故なのか?
今日 節分の豆まきをする方も
いるかと思いますが
テレビの豆まき中継を見ていると
必ず 豆の入った升をもって
豆まきしていますよね。
豆まきの時 升を使うのは
何故なのか?
ラジオ番組で耳にしました。
元々は お米など 穀物の量を計る
道具として使われていたので
五穀豊穣を祈るという意味合いもありますし
何と言っても 升と言う あの名前が
幸せを増す 益々めでたい
晴れの日にふさわしい響きで
縁起がいいからなんですね。
そして 升の作りにも
縁起がいいポイントがあるんですね。
升は木を組み合わせて作られていますが
その組み方 よ~く見たことありますか。
升の角が漢字の入るの字のように
組み合わさっているんですね。
四角い板 木を左手に持って
次に右方向から もう一枚の板を
左の板に合わせていきますが
漢字の入るの書き順と同じように
必ず 右の板が左の板の上にくるように
組まれているんですね。
だから 四つの角が見てみると全部
入る 入る 入る 入る と
東西南北 四方位から 沢山の福が入ってくるように
組まれています。
逆に 人と言う文字のように組まれている
升もあります。
これは たくさん人が来ますようにと言う
願いを込めて 新築祝いですとか
開店祝いの升に使われたりするんだそうです。
組み方で意味合いが違うなんて
面白いですよね。
皆さんの家にある升
もしあるとしたら 入る それとも 人
どちらの組み方でしょうか。
こんな風に木を組み合わせていることから
気持ちをくむ 合わせる という意味合いもあって
みんなが一致団結する祝い事や結婚式に
相応しいともされています。
ほんとにいろいろな縁起のいわれが
あるんですね。
日常的な出番はね
減っているきもする升ですが
とにかく 縁起ものです。
何処かにあったかも 家のどこかにあったかも
と言う方
升に入れて豆まきしても
いいかもしれませんよ。
雰囲気出ますしね。
益々晴れやかに 春を迎えられるかもしれません。
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