田舎に移住つれづれなるままに

田舎での出来事等ブツブツ書きます。

「大学芋」って 普段呼んでるけど 何処の大学の事を 指しているんでしょうか。

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先日スーパーに行くと

お惣菜コーナーで

大学芋が販売されていました。

 

久しく食べていなかったのもあり

思い付きで買って

食べてみたんですが

ふとこんな疑問が浮かびました。

 


「大学芋」って

普段呼んでるけど

何処の大学の事を

指しているんでしょうか。

 

調べてみました。

 

日本・大学芋愛協会

大学芋を愛する、

大学芋の愛協会っていうのが

あるんですね。

 

色々な説があるんですが

一番有力とされているのが

東京大学です。

 


元々東大の赤門の前にあった

氷屋さんが季節限定で

さつま芋を素揚げして

甘味を絡めたら

東大生から凄い人気だった

という説がありまして

それで大学芋って名前になった

と言われています。

 

 


直系の店はまだ一店舗あるようですが

そのお店そのものは

今は無くなっています。

 

継承していると謳っている

お店はあります。

 

 

どうして

まあ、そもそも

赤門の前にあった氷屋さんが

さつま芋を素揚げして

そういう甘いのを絡めたのでしょう。

 

 

 

今は、さつま芋って

🍠焼き芋で食べても

凄く甘くて美味しいけれども

昔はまだ、さつま芋自体が

そんなに甘くなかったりした

時代でした。

 

 

さつま芋一つで

心もお腹も満たされると言う事で

ちゃんと甘みを絡めて食べると

より美味しいと言う事で

ああいう調理方法が出来たと

いわれています。

 

確かに芋っていうのも

こんなに甘くなってきたのは

品種改良のおかげっていうことですよね。

 


昔は甘くなかったから

わざわざ絡めたわけですね。

 

 

さつま芋は結構、腹満たしになるので

確かにね。

 

 

これは

いつごろから作り始めたのでしょう。

 


大学芋という名称に限っていうと

大正時代 遅くとも

昭和初期にはそういうものが

名前として完成していたと言われています。

 

 


中国にも似たお菓子はあるんですけれども

基本的には大学芋というのは

日本オリジナルのお菓子になります。

 

 

地域性によって差があるようです。

専門店は地域によって

面白くてですね。


例えば分かりやすいものでいうと

さつま芋の絡まっている甘味が

あると思うんですけれども

それがですね

 


関東は密の状態

サラサラしてるものが

多いんですけれども


一方で中部の南ですと

結構、お砂糖 甘味の部分が

飴状のものが多いんです。

 


私は大学芋って硬いって感じ

イメージがあるんですね。

 


それは名古屋ならではの

大学芋の特徴かもしれません。

 


東京だと

勿論伝統の大学芋もあるので

堅めなものが多いんですけれども

 

やっぱり大学芋専門店に行くと

トロトロしてるようですね。

 

 

関東は柔らかくて

名古屋は独特の結構カチカチな飴というか

掴めるくらいのコーティング具合の

大学芋が多いです。

 

 

あと大学芋の形とかにも

差があったりするんでしょうか。

 


形でいうと特徴的なのは

関西はスティック状のものが多いです。

 


ジャガイモのフライドポテトに

似たような

もうちょっと太い位の形状が多くみられます。

芋けんぴのような。

 

 

形もスティック状だったり

乱切りだったりとかするんです。

 

形も色々見るだけでも面白いですね。